柔道整復師として転職するときの履歴書の書き方 2017.07.27
「初めての転職だから書き方が分からない」「柔道整復師として印象のいい履歴書ってどういうものなのかわからない」という方に、「こうすれば間違えない」というコツと書き方をご紹介します。
意外と気を付けるべきポイントは多いですから、気を引き締めて書きましょう!
柔道整復師として転職するときの履歴書ってそんな特殊?
一言で言ってしまえば、答えはNoです。
柔道整復師でもそうでなくても、転職でも新卒でも、正直なところ大きな違いはありません。
しかし、転職となると、採用するかどうか決めるときに履歴書が判断材料としてより大きな比重を占めることは言うまでもありません。
ですから、今一度きちんと要点を確認しながら、自分が完璧だと思えるものを書いていきましょう。
履歴書の字は丁寧に
最も基本的なことで、言うのは少し気が引けましたが、まずは字を丁寧に書きましょう。
上手な字を書けと言っているわけではありません。
仮に字を書くのが上手でなくても、丁寧であればいいのです。
丁寧に書いたか、適当に書いたかは見ればわかります。
1文字1文字を丁寧に書くかどうかで、履歴書の仕上がりは驚くほど変わってきます。
最近は、Excelなどでデジタルの履歴書を作成することもできますが、柔道整復師をやっている方はパソコンに慣れていないことも多いので手書きの方が好印象です。
黒のボールペンで失敗しないように
書くときな黒のボールペンかペンで書きましょう。
修正液を使ったり、二度書きするのは良くないのでやめて、面倒ですがもう一度書き直しましょう。
失敗しない様にしようと思っていれば、自然と1文字1文字を真剣に書くようになるので一石二鳥ですよ。
また、空欄は出来る限り少なくして、誠意が伝わるように1言書き添えておきましょう。
その1言が案外転職に影響することだってあります。
履歴書の写真は意外と見られる
採用する側からしたら、あなたの写真はあなたの第一印象も同じです。
柔道整復師の先生は第一印象を特にみるので、写真には気を付けましょう。
なぜ第一印象を見られるのか?
なぜ第一印象をよく見るのかというと、柔道整復師はお客さんにサービスを提供する仕事をやっているわけですから、第一印象でお客さんがこれからもやってくるかどうかが変わってしまうからです。
柔道整復師の先生は、患者さんをはじめ様々な方と浅く広くかかわるので、顔よりも印象が大事になってきます。
「写真は顔が写ってるだろう」と言われるかもしれませんが顔の偏差値がどうこうではなく、印象を大事にしていただきたいということです。
写真で暗い人に見られてしまうと転職の成否に影響が出てしまうかもしれないので、好印象な写真になるように工夫をしましょう。
柔道整復師以外の職歴も書くのか
社会人経験のある皆さんが転職する際に最も重要視される部分が職歴の欄です。
柔道整復師として勉強した学歴や、勤めた職歴を書くのはもちろんですが、それ以外の職歴もきちんと書きましょう。
基本としては中学校卒業から書きます。
特に柔道整復師としてもともと働いていた方が転職をする場合は、仕事内容な技術の習得度は、求人先もある程度分かっていると思った方がいいでしょう。
気を付けるべき点は3つです。
退社について
1つ目は退社について、退職のみを書くのではなく入社、退社のどちらも記入することです。
履歴書内に収まらなくても全部書くようにしましょう。
病院勤務の場合は入職、退職と記入します。
退職の理由
2つ目は退職理由が一身上なのか会社の都合なのかを記入することです。
柔道整復師の場合は、閉院などによる退職があるため、その場合は「会社都合」と書きましょう。
これは自分が嫌になって辞めたわけではないこと、つまり今度の転職先の職場ではちゃんと続けられる力があることをアピールすることにつながるので、職場の都合で退職した場合は書き込みましょう。
アルバイトも職歴に含まれる
3つ目は備考という方がふさわしいのですが、アルバイト歴も記入してよいということです。
ただしこの場合は後ろにアルバイトと付け足しましょう。
柔道整復師の業界以外でも1年以上勤務した職歴があると好印象になります。
柔道整復師に関係のない資格も書くのか
業界に直接は関係のない資格でも、評価の対象に入るので記入した置いたほうがいいです。
「柔道整復師免許取得見込み」など、取得見込みの資格も記入しておきましょう。
ただ、社会的に認知度の低く、趣味に近いような資格は記入しない方が無難です。
記入時には資格名の省略はせずに、資格証明書などを確認して正式名称を記入して取得の年、月順に上から記入してください。
記入できる免許や資格が多いい場合は、仕事に関係のあるものを選びましょう。
柔道整復師としての志望動機の書き方
志望動機は読みやすく明確に書くことを心掛けてください。
この欄はできるだけ空白にせず、3.4行にわたって事実を多く上げながら書くのが良いでしょう。
柔道整復師としての経験やスキル、なぜ転職をしようと思ったのかなどを書けば大丈夫です。
空欄を作らないことで、転職を強く希望している気持ちを伝えることができます。
文章量が多くなってしまうのなら別紙で用意し、履歴書の該当欄には「別紙参照」と記入する方法がスマートです。
履歴書の本人希望欄には記入したほうがいいのか?
もし、働く上で譲れない希望がある場合は、はっきりと記入しましょう。
しかし、希望は書くほど採用側にとっては扱いづらくなるわけですから、マイナス要素になりやすいのでそれは心得ておくことが大事です。
希望がない場合は、空欄ではなく「貴社規定に従います」と記入しておくのが望ましいです。
履歴書は転職の基本
柔道整復師の転職の際も履歴書は重要です。
提出書類もまともに書くことができない人と思われないように、ルールに沿って正しい履歴書を作成しましょう。
それが転職成功への近道でもあります。