整体師から転職をする理由はどんなもの? 2017.07.27
最近手に職のある仕事がしたいという理由で脱サラして整体師になる人が多いです。
整体院は未経験からでも働くことができるので転職はしやすいですがきちんと職場を探さないと後悔してしまうこともありますよ。
今回は整体師の転職理由をいくつか紹介していきます。
先輩方の経験を参考にして確実に転職を成功させましょう。
転職理由に職場環境への不満を挙げる整体師が多い!
経済的に安定しなかったという転職理由の整体師も大勢います。
整体院やリラクゼーション施設では給料のほとんどが能力給や歩合給であるところもあります。
能力給とはスキルや経験によって追加で手当が出されることで、歩合給とはお客さまから指名されることでプラスいくらという具合に給料が上乗せされる給与形態です。
指名された際のインセンティブは大体目安として1人2000円ほどです。
インセンティブがなければ経済的に厳しい
お客さんが頻繁に出入りするような整体院で働いているのでしたら、インセンティブもたくさん貰うことができ、安定した生活を送ることが可能です。
しかし、そうではなくなかなか技術が認められなかったり、そもそもお店にお客さまが来ない場合は経済的にも厳しくなり、転職を考えるようになるようです。
最近ではチェーン展開するような大規模な整体院が増加してきており、そうしたところでしたら比較的経済的にも安定できるので、経済的に安定しないという転職理由の整体師は、より規模が大きくて福利厚生が充実した整体院に転職する場合が多いです。
人間関係に馴染めなかったという転職理由も
仕事において1番といっていいほど重要なことは良好な人間関係です。
人間関係が良好でなければ毎日の仕事は苦痛でしかなくなってしまいます。
実際に働いてみないとわからない部分が大きいのでどうしても人間関係が転職理由である整体師は多い傾向です。
個人経営の整体院は院長の人柄が大切
整体院は個人経営の小規模なところが多いので実際に働いてみたら院長と性格が合わなくて辛かったということがよくあります。
技術力も高く、お客さまに対してはとっても親切であるのに、従業員に対しては強く当たり、給料もよくわからない理由で引かれてしまうなんて人もいます。
現状整体院は乱立状態にあるので働く場所はたくさんあるといえますが、その分職場環境がひどいブラック整体院があるのも確かです。
そういったブラック整体院で働くことがないように就職や転職の際は、評価の高い転職サイトなどを活用してブラック整体院を回避するようにしましょう。
体力的に厳しくて身体がもたないという整体師も多い
整体師は身体全体を使って施術を行うので、体力がなければ仕事をすることはできません。
特に繁盛店でしたらお客さんが途切れなくてお昼ご飯を食べる暇がないなんてこともあります。
従業員が不足していないのでしたら休憩などを挟んで身体を休めることも可能ですが、小規模な整体院でしたら必要最低限の人数でお店を回していることが多く、整体師1人1人にかかる負担も大きくなってきます。
年齢的な体力の衰え
整体師には定年というものがないのでいくつになっても働くことができますが、年齢を重ねるとどうしても身体の衰えを感じる機会が増えてきます。
もちろん歳を取っても現役でバリバリ施術を行う頼もしい人もいますが、多くの人は体力的に厳しくなり、客単価の高いお店に転職するか自分で開業するかという選択をします。
そうした次のステップに進むためという転職理由の整体師も非常に多いです。
自身のスキルアップのために転職する整体師も
整体師は国家資格が必要ないので言ってしまえば素人でも施術ができてしまうわけです。
しかしそれではいけないので民間の資格を取得したり、スクールに通って勉強したりと自分で技術を身につけます。
そうした中で、より技術力の高い人がいる環境で働きたいという理由で転職をする整体師もいます。
経験を積んだから有名な整体の先生が運営している整体院に転職して技術を学びたいという転職理由の人もいたりします。
国家資格を取得するため
中にはもっといろんな施術をしたいからという理由であん摩マッサージ指圧師や鍼灸師の資格を取るために専門学校に通う人もいます。
資格を取得した後に、整骨院や治療院などに転職をするのが一般的です。
治療家系の国家資格を取得すれば介護施設やその他のさまざまな業界への転職で役に立つので、今後のキャリアのためにも国家資格を取得するのは賢いと言えるでしょう。
以前は整体師として働いていたという経験は転職活動でも必ず役に立ちます。
整体師の転職は慎重に!
整体師は需要の高い仕事ではありますが決して楽な仕事ではありません。
今回紹介した転職理由はあくまで一部であり、さまざまな理由で転職を考える整体師がいます。
整体師に転職を考えている人は、実際に働き始めてから後悔しないような転職先を選びと、きちんとしたキャリアプランを考えるようにしましょう。