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整体師になる手段方法とは!資格取得にかかる費用は最大200万円?

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悩んでいる施術着を着た若い男性

整体師をいざ目指そうと思っても、資格を取るためにはどんな方法があるのか、費用はいくらかかるのかまったく分からない!

そんな人のために整体師の資格を取得する方法と費用について解説していきます。

これから整体師を目指そうと考えている人は必見です。

整体師は資格が必要か?

整体師は店舗スタッフとして働く場合でも、開業する場合でも特別なにか必要な資格はありません。

柔道整復師や鍼灸師とは違って整体師には国家資格がなく、あるのは整体学校から与えられる民間資格です。

そのため、法律上は資格など関係なく誰でも整体師と名乗ることができます。

この民間資格は、持っていれば就職に強くなるわけではなく、通学していた整体学校の「終了認定証」のように見られています。

就職後の収入に影響がある

取得したところで就職に強くなるわけでもない資格を取る必要性はあるのかと疑問が出ると思いますが、整体師は人体に関わるお仕事です。

事故が起こらないようにするためにも基礎医学などの基礎知識、解剖学、具体的な症例などを学問として学び現場での経験を積むことが重要です。

資格があれば専門知識を学んでいるという証にはなります。

また、資格の有無は就職後の収入には影響が与えられている傾向にあるので、費用と時間をかけてでも取得しておいて損はありません。

お客様に信頼してもらうためには資格が必要

現実の現場では、腰痛や肩こりなどの予防や改善のために来院される患者さんがほとんどです。

慢性的な痛みに悩んでいて相談を受けたい患者さんも多くいるので、そのような方を相手するのであれば、専門的な知識や技術を使って、アドバイスや治療をしなければなりません。

もし、相談をしても、素人でも応えられるようなアドバイスをされたり、全く痛みの改善がなさそうな治療を受けていると感じたりした場合、その整体師に対する信用度は堕ちてしまいます。

2017.09.06
整体師になるためには特別な資格は必要ありません。しかし、信頼のために取得するという人は大勢います。今回は整体師の資格についてと取得方法について、どのようなことを考えるべきかを解説していきます。

資格取得のための手段や方法

資格を取るための主な方法として、

  • 整体学校に通う
  • 整体スクールに通う
  • 通信教育を受ける
  • 独学で学ぶ

それぞれ見ていきましょう。

整体学校に通う

整体学校は短期間なもので3ヶ月、長くて約2年間のコースと自分のライフスタイルに合わせた学習期間で、働きながらでも無理なく資格を取得することが可能です。

整体学校は関東圏をはじめとし、大阪、福岡、京都、静岡、札幌などの人口の多い都市を中心にあります。

整体学校に入学する場合は願書提出、試験、面接を行うことになっています。

入学試験はよっぽどの悪行がない限り合格できるため、合格率は90%以上あります。

修学期間は学校にもよりますが半年~2年が一般的で、費用は30万円~200万円と幅があります。

土日や夜間に講座を開講している学校もあるので、他の仕事をしながら整体師を目指す人、再就職を見据えている主婦などにとっては通いやすくなっています。

学校選びはしっかりと

整体学校を決めるときは、学校と就学コース、資格取得制度などの募集要項を見ながらチェックして、資料請求したり、学校説明会に行ったりして情報を集めるようにしましょう。

気になる学校が見つかったなら、修学コースなどの募集要項を調べて、資料請求をしたり、実際にその学校へ見学に行ったりして現場の雰囲気に触れてみてください。

パンフレットやネットには載っていない生の情報は、学校を選ぶ際に判断材料として役に立ちます。

整体スクールに通う

整体スクールは、小規模で開かれているので、希望すればいつでも簡単に入学することが可能です。

修学期間は1~3ヶ月が普通で、費用は10~30万円ほどです。

整体師になろうと決意してすぐに資格取得を目指したい方におすすめです。

整体スクールでは、修了試験に合格すれば、免許が付与されることになっています。

通信講座やDVDで勉強

通信教育で整体の勉強をすることも可能です。

整体師のノウハウを学ぶだけの講座と民間資格の勉強をセットになっている講座から選ぶことができて、通学よりも費用を抑えることができます。

テキストを主としている教材を提供する講座もあれば、知識だけでは不安だという方向けに実技をDVDで見ながら学べる講座もあるので比較的選択肢は多いです。

現場で活躍している整体師の手つきや施術を見て学びたいという方でもDVDを見ることで学ぶことができます。

費用はおよそ4~10万円と、整体学校に通うよりも費用はかなり抑えられますし、自分が好きな時間に勉強することが出来ます。

通信教育のデメリットは?

デメリットとしては、実地経験が積めない、自分のやる気次第なので根気が必要といったことがあげられます。

整体師という仕事は知識も大事ですが、現場での技術がモノを言う世界なので、実地経験が積めないことはなかなかの痛手と言えるでしょう。

独学も可能

整体師の知識は独学で学ぶことも可能です。

市販の教材で勉強することができます。

大手の本屋に行けば医学的な専門書や、実際のプロ整体師が出版している実用書などが売ってあるので、それらを教材として学びましょう。

習得期間は、自分がどれほど勉強の時間を確保できるか、知識の吸収の速さによりますが、費用は、購入した参考書代のみで済みます。

他にも、通信制のようにオンライン動画やDVD教材で勉強することも、セミナーやボディケア体験会に参加するという方法もあります。

しかし、独学で学ぶリスクはあります。

知識が断片的なものになってしまったり、専門的な知識や高度な知識はなかなか独学で得られなかったりして、机上の空論になってしまい、現場で活かせる知識にするには難しいものがあるようです。

時間とお金が許されるのであれば、やはり整体学校に通うことをおすすめします。

費用をかけた分は確実に返ってくるので、あまり独学に自身がない方は費用をかけてみてください。

資格取得のためにかかる具体的な費用は?

上でも述べたとおり、整体師の資格を取るためには、整体師学校に通う、通信教育を受けるというのが主な方法と言えます。

整体師学校に通うのであれば、学費は学校によっても差があるので注意が必要です。

体験・入門コースで数万円、基礎を学ぶコースであれば、40~60万円、プロフェッショナルを目指すコースであれば85~100万円あたりが相場となっています。

通信教育であれば、学習期間や通信講座のレベルにもよりますが、4~10万円ほどが相場となっています。

整体師に必要な知識や技術を学ぶための方法は学校や教育制度によって学習期間も講座レベルも変わってくるので、自分が目指しているレベルに合った学校を選ぶようにしましょう。

学費の安さだけが重要じゃない

学費の安さに目がいって、学習レベルが低すぎたり、教材が不足気味、クオリティの低いものであったりすれば、身につくものが少なくなってしまいます。

結局また同じ勉強をしなければならなくなり余計な費用がかえってかかってしまうこともあるでしょう。

しっかり学校を選んで費用が高かったとしても、そのぶん自分に返ってくるものは大きくなります。

自分のお財布や生活と相談して、色んな情報を見比べて、選ぶようにしましょう。

2017.07.26
最近になり脱サラして整体になる人が増えてきましたが、そこで気になるのが資格についてです。整体師になるために特別な資格は必要なのでしょうか。今回は未経験から整体師に転職ができるのかと、転職の際に失敗しない方法を解説していきます。

整体師の免許取得は計画的に!

整体師の資格は必ず必要というわけではありません。

しかし持っていれば収入が上がったり、よりお客様に信頼してもらったりと持っておくとなにかと便利です。

資格の取得には、独学であれば数1000円から、学校に通うのであれば最高200万円ほどまでと、免許取得にかかる費用は幅があります。

費用をかけないで速く資格を取ることを目指すのか、費用をかけてでも知識や技術をしっかりと身に着けて資格を取るのか、自分の生活にあった方法を選びましょう。

また、どの資格を取得するのかもしっかり考えるようにしてください。

費用だけを見て、安いからという理由で学校を選ぶと結局損をしてしまいます。

自分のお財布と相談をして無理のない免許取得を目指してくださいね。

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