整体師は女性が活躍できる仕事！転職するために大切なこと！

2017.07.27

医師に比べ、整体師に女性が多い理由は、女性が社会進出によって責任ある仕事をするようになったからです。

また、疲れや肩こりといった体調不良に悩まされる人が増えたことや、仕事帰りや週末に整体で体の調子を整えてまた仕事をしようと考える人も増えたこともあげられます。

整体は直接身体に触れる機会が多い手技療法であるであるため、女性は女性の整体師を希望し、診療してもらうことが増えてきました。

意識の高まりによるものも大きい

整体師を目指す側の意識の高まりも女性のほうが多いです。

手に職をつけておけば転職もしやすいですし、人生の節目を迎えても復職でき、施術を通して健康だけでなく美容面での効果に貢献できるからです。

このように女性整体師には現在すでに需要があることがわかりますし、今後いっそう需要は上がっていくでしょう。

今後もしかしたら整体師の男女比が５対５あるいはそれ以上になるかもしれません。

給料はどれくらい？

整体師の給料は人によって異なります。

整体師の主な勤務先は整体院ですがそれ以外に、マッサージやリラクゼーションを行うサロンがあります。

整体院の月給は15万から20万で年収は200万から300万です。

マッサージを行うサロンは月収が20から50万と幅があります。

経験者は時給1000円でも経験者は1500円になるなど、未経験者より経験者の方が時給が高いといえます。

また、技術を体得すれば可能であるため高卒の人や定年の人が転職することもあります。

年齢や学歴が不問で、需要が高まっているので、転職して整体師になることは可能であるといえます。

仕事内容は患者の骨盤の歪みや筋肉の調整を行うことで気になる症状を改善することです。

基本的には整体を行いますが、個人クリニックと同じように患者さんに問診や検査を行い、患者さんへ日常でも行えるケアをアドバイスします。

主な仕事の流れは？

まずカルテに記入してもらいます。患者さんに今の症状と過去の症状を詳しく記入してもらいます。

ここでの記入が今後の施術に影響するので、できるだけ細かく記入してもらいます。

つぎに、患者さんとの問診です。

整体は骨盤の歪みや関節の歪みが身体の不調となっているという考えに基づいています。

患者さんの悩みの部分がどこなのか丁寧に検査していきます。

ここで、今後の施術を一緒に考えていくので、患者さんとのコミュニケーションは重要 です。

そしてついに施術です。

独自の技法で患者さんの身体を矯正していきます。

症状にそって不調となっている部分ももみほぐしていきます。

最後に、患者さんが、自宅でもできるようなケアを教えます。

的確なアドバイスを患者さんにしてあげましょう。整体師には幅広い知識が要求されます。

さきほども述べたように女性整体師の需要は非常に高いといえるので転職先としても非常に人気があります。

社会人を数年経験してから転職してくる人もたくさんいます。

理学療法士やあん摩マッサージ師などとは異なり転職の際に国家資格がいらないのも転職が多い理由の1つでしょう。

また、国家資格が必要な医療系職種とは異なり大学や専門学校に通うことが義務づけられておらず、年齢や学歴も問われないため定年後に整体師になる人もいます。

だからこそ技術を身につけることがとても重要

整体師は未経験からでも転職が可能ですが、だからこそ知識や技術を身につけることが大切です。

整体は施術を間違えると逆に身体を壊してしまうかもしれないリスクのある仕事です。

整体師になるのに必要な知識や技術を身につける場合は整体スクールに通うのが普通でしょう。

整体スクールの費用は10～30万円程度が相場です。

整体スクールの場合、土日で行うコースが設けられているスクールもあります。社会人として働きながら併用して技術を習得することも可能です。

通信講座という選択肢もある

あなたの住んでいる地域の近くに整体スクールがないこともあるでしょう。

整体スクールが開講している通信講座を利用する方法もあります。

手軽に専門知識を身につけることが可能です。

通学のスクールよりもリーズナブルで10万円以下なのも嬉しいところです。

1番いいのは整体院で働きながら通信講座を受けること

ただ、整体において大切なことは技術を体得することですので、通信講座のみで整体院で働けるほどの技術が身につけることは難しいでしょう。

働きながら技術を身につけるには、整体院で働き方を教えてもらいながら現役の整体師に指導を頼み教えてもらうのが1番いいです。

整体スクールや通信講座で学習したといっても、すぐに実践の場で活躍できるレベルの人は少ないです。

実際の現場で体得する方が効率的であるともいえます。

転職を決めたら技術体得から始めて、資格を取得していきながら確実に患者さんの体調を改善できる技術力を体得しましょう。