ただし、この試験は誰でも受けられるものではなく、まず受験の資格を得るために、あん摩マッサージ指圧師の養成の課程がある大学または専門の学校で3年から4年学ばなくてはならないです。
あん摩マッサージ師は夜間の通信教育でなれるのか 2017.12.20
あん摩マッサージ指圧師になるためには3年間学校に通って国家資格を取得しなければなりません。
しかし日中は仕事や学校で忙しく通うことができない方が多いのではないでしょうか。今回はあん摩マッサージ指圧師の通信制や夜間の学校について解説していきます。
通信制であん摩マッサージ指圧師の資格は取得できない
あん摩マッサージ指圧師の資格を取得するためには養成学校に通う必要があります。
養成学校は、厚生労働省認定の養成施設か文部科学省認定の学校と定められています。どんな人でも3年間学校に通い、勉強をしなければならないので、誰でも簡単になれるわけではありません。
また、3年間勉強をしても国家試験に合格しなければもう1年勉強をしなければならなくなります。
費用は最低でも300万円
あん摩マッサージ指圧師の養成学校の学費は、だいたい300万円~500万円と非常に高いです。
中にはあん摩マッサージ指圧師の資格と一緒にはり師・きゅう師の資格を取得する人もおり、その場合は+100万円ほどかかります。
お金に十分な余裕がある人はお昼に学校に通って勉強をすることができますが、お金に余裕がない人はアルバイトをしながら学校に通う必要があるでしょう。
あん摩マッサージ指圧師には通信制の学校はない
最近はいろんな資格が通信制で取得できるようになってきましたが、残念ながらあん摩マッサージ指圧師は通信制で資格を取得することはできません。
国家資格であり、看護師のように人の身体を相手にする仕事なので、通信制のような手段で資格を取得することはできません。
きちんと学校に通い、知識と技術を身につけること。
そして国家試験に合格するしか方法はありません。
時間とお金に余裕がない人は夜間の学校がおすすめ
あん摩マッサージ指圧師になりたいけど時間とお金に余裕がない!という人には、夜間の学校がおすすめです。
夜間の学校の特徴は主に6つあります。それぞれ見ていきましょう。
働きながら勉強ができる
夜間の学校の一番の特徴は働きながら勉強することができる点です。あん摩マッサージ指圧師になりたいけど経済的に余裕がないので日中はこれまで通り仕事をして、夕方から学校に通うという人はたくさんいます。夜間の専門学校はだいたい18時ごろから始まり、1回の授業時間もさほど長くなく、3時間ほどなので次の日に負担をかけることなく通うことができます。
幅広い年齢層の人が働いている
夜間の学校の2つめのメリットは、中間の学校に比べて幅広い年齢層が通っていることです。
生徒の皆さんは18歳から60歳までの幅広い年齢層が通っているので、自分が何歳であろうと年齢を気にすることなく通うことができます。
学校によって異なりますが、夜間の学校に通っている人の9割は社会人ですので、なんとも言えぬ一体感があるので落ち着いて仕事ができるでしょう。忙しい中で一緒に通うことで仲間意識が生まれ、刺激を受けながら勉強をすることができます。授業以外でも勉強をすることが可能
夜間の学校の特徴の3つ目は、授業の前や、授業終わりなども教室や実技練習室は開放されており、効率良い勉強環境が提供されていることです。学校によってはさまざまなゼミを開講していたり、勉強会を開催してより専門的な勉強ができたりなどさまざまです。
時間が限られている人たちが集まっていることもあり、みんな真剣に勉強をしています。
授業内容は昼間と同じ
夜間の授業は、基本的に昼間と同じ授業内容を受けることができます。少々省略されるところもありますが、それでも出来る限り同じ授業を実践している学校がほとんどです。
夜間だからといって、勉強が遅れてしまうなんて心配は無用です。
就職サポートも充実している
夜間での学生は主に転職を目的とした生徒が多いこともあり、学校側も積極的に転職のサポートをしてくれます。求人を紹介してくれる他、講師を招いてセミナーを開いたり、相談会を開いてくれるような学校もあります。
あん摩マッサージ指圧師の専門学校がどこも卒業率が高いのは、そういったサポートが充実しているからです。
あん摩マッサージ指圧師になるためには夜間の学校がおすすめ!
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得するためには、養成学校に3年間通い、国家試験に合格しなければなりません。
通信制の学校はありませんので、時間やお金に余裕がない人は夜間の養成学校に通いましょう。
今回紹介した6つの特徴のように、あん摩マッサージ指圧師の勉強をするのに最適な環境が整っていますよ。
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