柔道整復師の夜間学校はどんなもの?昼間部との違いは? 2017.09.14
柔道整復師になるためには国家資格を取得しなければなりません。
資格を取得できる学校には3年制の専門学校か4年制の大学があります。
一般的には学校数も多く、かかる年数も短い、学費の安い専門学校のほうが人気です。
しかも、専門学校には夜間に授業を受けられるところもあるので、働きながら資格を取得しようと考えている人に人気です。
今回は夜間の専門学校がどんなところなのかを解説していきます。
夜間の専門学校は時間を有効活用することができる
夜間の専門学校は昼間の間を有効活用することができます。
柔道整復師に転職したいけど仕事があって資格を取得できないなんて人でも資格の取得をすることができます。
ただ、日中会社で働いて夜学校に通うことは決して簡単なことではありません。
柔道整復師は人の身体を扱う非常に責任のある仕事です。
人の身体を傷つけることのないように正しい知識を身につける必要があります。
アルバイトをしながら学費を貯める人も
高校や通常の大学を卒業して、それから柔道整復師を目指す人もいます。
そういう人たちは昼間の間にアルバイトをして学費や生活費を集めています。
特に柔道整復師を目指しているだけあって整骨院のアシスタントのアルバイトをしている人が多く、学校で学んだことに加えて実際の現場で勉強をしている人もたくさんいます。
アルバイトとして整骨院で働いていても、施術をすることはできません。
ただ、学校で学んだことをプロの柔道整復師に話したり、実際の施術を目の前で見ることで学ぶことは多いです。
ダブルライセンスを目指す人も
柔道整復師の夜間学校には、すでにあん摩マッサージ指圧師や鍼灸師、医療関係の資格を持ち、仕事をしている人も大勢います。
そういった治療家は、1個の資格よりも複数の資格を持っているほうが、転職で有利になりますし、収入面でも期待することができます。
また、開業をした場合でも幅広い顧客をターゲットにすることができるため、経営がしやすいというメリットもあります。
スポーツトレーナーとして働いている人も、複数の国家資格を持っていることが多く、特に理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師などの資格を持っている人が多いです。
夜間部は昼間部とほとんど変わらない!
柔道整復師の専門学校の夜間部は、基本的に昼間部と違いはそこまでありません。
もちろん学費も変わりません。
夜間部を開設している学校は多い
柔道整復師の専門学校で夜間部を開設しているところは多いです。
特に東京、神奈川など首都圏、大阪や福岡など都市圏内に集中しています。
自分の住んでいる近くに学校がないという場合は、主要都市などの学校を探してみるといいでしょう。
学校が始まるのはだいたい18時から!
だいたい柔道整復師の夜間学校の授業が始まるのは18時からであることが多いです。
終わるのはだいたい22時くらいで1日の授業は3~4時間であることがほとんどです。
卒業には出席日数なども関わってきますが、そこまで厳しいわけではないので仕事で急なトラブルがあって学校に行けない!なんてことがあっても大丈夫です。
授業内容は基本的に昼間部のものと変わりませんし、変わるのは始まる時間と終わる時間です。
すでに資格を持っている人は授業を免除される場合も
すでに他の治療家の資格を持っている場合は、授業の一部を免除されることもあります。
仕事のあとに学校に通っている夜間部の学生にとって、すでに学んでいて、知っていることに時間をかけるのは非常に面倒くさいです。
取得予定の資格で身につけなければならない専門分野をきちんと学び、すでに知っている基本分野は免除することで、効率よく勉強をすることができます。
学校によって免除対象が異なる場合や、免除がい代わりに学費が安くなる場合などそれぞれですが、有資格者がダブルライセンスをしやすいような工夫がされています。
生徒同士の交流もある
夜間の学校はみんな働きながらなど普段忙しい生活を送っている人が多いです。
そうなるとどうしても他の生徒の人たちと関わる機会が減りそうですがそんなことはありません。
授業以外にクラブ活動を行っている学校もありますし、生徒の皆さんがそれぞれ協力しあって学校生活を送っています。
もちろん資格を取得するために学校に来ているのですから、人との関わりを持たなくてもいいという人もいます。
しかし、せっかく同じ目標を持ち、同じ仕事をしようとしている人たちが周りにいるのですから、積極的に関わり合って交流を深めておいてもいいでしょう。
そうすることで将来のビジョンや知らなかったようなことを知ることができ、柔道整復師としてのスキルアップに繋がります。
柔道整復師は忙しくてもなれる!
柔道整復師の専門学校には夜間も開講しているところもあるので、昼間は仕事をしている人でも資格を取得することができます。
特に昼間部と柔道整復師業内容も学費も変わらないので、自分のライフスタイルに合ったほうを選ぶといいでしょう。