2017年版あん摩マッサージ指圧師の転職動向！介護美容業界でも活躍できる

2017.06.27

あん摩マッサージ師の主な理由は大きく分けて2つあります。

職場の人間関係に馴染めなかった

あん摩マッサージ指圧師は整骨院やマッサージ店など、狭い人間関係の中で仕事をしなければなりません。

そのため仕事のやり方や人間関係に違いが生まれるとどうしても仕事がつらく感じるようになってしまいます。

こればかりは実際に働き始めてから気づくしかなく、あん摩マッサージ指圧師の方でもどうしても前の職場に馴染めなかったという方が多くいます。

給料や休暇面での待遇をもっとよくしたい

あん摩マッサージ指圧師の中には現在の職場の給料や休暇面などの福利厚生に不満がある方は多いです。

整骨院やマッサージ店の中にはあまり休みも取れず給料も少ないというところがあります。

そういった状況から脱却するために福利厚生の充実している転職先を探している人は多いです。

最近では完全週休2日制のマッサージ店などもあり、休みがきちんととれる求人が転職先として人気があります。

2017年現在のあん摩マッサージ指圧師の転職状況はマッサージ店や整骨院など同士の移動が多くを占めます。

また、あん摩マッサージ師といってもさまざまな勤務先があるので、治療院や整骨院以外の職場に行く方もいます。

治療院やマッサージ店への転職が多い

あん摩マッサージ指圧師の方は現在の職場とは違うマッサージ店への転職が多くを占めます。

マッサージ店があん摩マッサージ指圧師としての技術を最大限活用することができ、やりがいを感じることができます。

また、あん摩マッサージ指圧師は整骨院にて柔道整復師のサポートもできるので、福利厚生がしっかりしている整骨院なども人気です。

スポーツトレーナーへの転職も人気

あん摩マッサージ指圧師はスポーツトレーナーへの転職が人気です。

事業団などの専属スポーツトレーナーなどになって選手などのサポートをしている方も大勢います。

スポーツトレーナーとして信頼と実績を手にすることはできれば、高収入も期待できるので、人気も高いです。

整形外科など病院関係への転職をする人は比較的少ない

柔道整復師と比べると、あん摩マッサージ指圧師の方が整形外科などの病院関係へ転職するというケースはあまりありません。

あん摩マッサージ師は柔道整復師と異なり、整形外科などではリハビリといった限られた業務しかできないことが原因の1つです。

マッサージの技術を最大限に活用することが難しく、新たな技術の取得も難しいため、整形外科への転職はあまり人気ではありません。

あん摩マッサージ指圧師は、整骨院やマッサージ店だけでなく介護業界や美容業界でも活躍の幅を広げてきています。

また、訪問マッサージなどの新たなサービスの普及も始まっているので今後の展開が期待できます。

訪問型マッサージの人気が上昇中

最近は自宅まであん摩マッサージ指圧師が来てくれる訪問型マッサージサービスが人気です。

特に体が不自由になってしまい、なかなかマッサージ店まで自力で行くことができないご高齢者の方に人気です。

高度高齢化社会の日本ではますます人気が上がるサービスなこともあり、将来性があることが人気の理由です。

介護業界に転職する人が増加中

現在あん摩マッサージ指圧師から機能訓練指導員に転職する方が増えています。

機能訓練指導員は介護施設に必ずいなければならないことになっているので、介護施設を次々と作る必要がある今現在、非常に必要とされている人材です。

機能訓練指導員はあん摩マッサージ指圧師資格や看護師資格などの専門的な国家資格を持っていなければなれないことになっているので転職市場でも売り手市場なことも機能訓練指導員に転職する人が増える背景の1つです。

機能訓練指導員以外にも社会福祉施設の四肢不自由者更生施設にもあん摩マッサージ師がいなければならないことになっているので、今後介護業界で活躍するあん摩マッサージ師の方はどんどん増えることが見込まれます。

美容業界でも癒やしやリラクゼーションが求められている

介護業界以外にも美容業界でもあん摩マッサージ指圧師の需要は高まっています。

最近美容業界ではフェイシャルエステやヘッドスパなどのリラクゼーションが流行っています。

しかし、流行に乗っかって資格を持たずにサービスを提供しているお店が多い現状で、国家資格を持った癒しのプロであるあん摩マッサージ師の需要がますます増加しています。

あん摩マッサージ指圧師の転職は資格を有効に活用したものが多いです。

実際に活動する場も増えてきており、今後増々あん摩マッサージ師の需要は拡大していく見込みです。