エステティシャンはあん摩マッサージ指圧師の転職先として人気! 2017.07.21
あん摩マッサージ指圧師はマッサージのスペシャリストですので美容系やリラクゼーション系の仕事に転職することもできます。
治療院などですでにあん摩マッサージ指圧師として働いているのでしたら、きっとその経験が役に立ちます。
今回はエステティシャンとはどういった仕事で業界の現状はどういったことになっているのかとあん摩マッサージ指圧師からなるためにはどういった方法があるのかを解説していきます。
エステティシャンの仕事内容と業界の現状は?
エステティシャンはリフレクソロジーやフェイシャルエステ、脱毛などの施術を通じてお客さまの全身美容をサポートします。
施術方法は非常に多岐に渡りますが、特にお客様のお肌の悩みや気になる部分のシェイプアップなど女性の美容の悩みを解決するためにさまざまなアプローチを行います。
エステを行うためにはカウンセリングが非常に重要で、お客様の悩みやニーズなどを聞き取って施術の方向性を決めます。
サロンによって施術内容なども異なってくるので、一概にどの知識がなければならないということはありませんが、カウンセリングをする上では美容に関する幅広い知識が必要になってきます。
エステ業界の現状は?
最近は専門分野に特化したエステサロンなどが増加している傾向です。
サロンによってリフレクソロジー中心であったり、フェイシャルエステが中心であったりと、サロンによって施術方法が異なります。
そういったサロンでは個人経営でお客様との距離が近く、よりお客様の親密になることができます。
新規顧客を獲得するというよりかは常連客とのコミュニケーションが重要になってきます。
また最近になり男性が脱毛やお肌ケアなどを意識するようになったため男性向けのサロンも多くなってきています。
これまで美容サロンは女性向けという風潮がありましたが、今後男性向けのサロンもますます増えていく見込みです。
今後もエステサロンは増加することが見込まれるため、就職先や転職先に困るということは少ないです。
独立開業をする人が多い
エステティシャンの一般的なキャリアプランとしては柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師と同じように経験を積んだら独立するという人が多いです。
エステサロンは平日夜遅くまでであったり、土日も仕事であったりと拘束時間が長くて家事や育児と両立することが難しいです。
そのため、自分のペースで仕事ができる独立開業という道を選ぶ人が多いです。
エステティシャンとしてはいくつになっても働き続けることはできますが、どうしても年齢を重ねるとエステサロンで働くことが困難になってきます。
一生どこかのサロンで働き続けられるのでしたら大丈夫かもしれません。
しかし今の職場に不満があって別のサロンで働きたいと思っても、ある程度の年齢になってからの転職は難しいです。
あん摩マッサージ指圧師からの転職で資格は必要?
あん摩マッサージ指圧師からエステティシャンへの転職するためにはどうすればいいのでしょうか。
エステティシャンは資格がなくてもなれる?
あん摩マッサージ指圧師からエステシャンになるためには民間が認定する資格を取得しましょう。
エステシャンは特に資格を持っていなくても知識と技術があればなることができます。
しかしその知識や技術を持っているという証明のために資格は取得しておきましょう。
資格には日本エステティック協会の認定エステティシャン資格や日本エステティック業協会のAEA認定インターナショナルエステティシャンといった民間資格があります。
あん摩マッサージ指圧師はすでにマッサージに関しての技術を身につけているはずなので、1から始めるよりも簡単に取得することができるのではないでしょうか。
専門学校などで資格を取得する
資格を取得するための方法としては専門学校に通う方法があります。
あん摩マッサージ指圧師として働きながら夜間の学校に通うというのがいいでしょう。
専門学校には大手サロンが経営している学校などもあり、就職先を紹介してくれることもあります。
今後もエステティシャンとして働くのでしたら幅広い知識を身につけることができる専門学校で学んだほうが効率もいいです。
基本的に専門学校の卒業試験に合格すれば資格を取得することができます。
また、自分以外のエステティシャンになりたいと考えている人と関わることもとてもいい経験です。
サロンに転職して勉強する
あん摩マッサージ指圧師としてすでに働いているのでしたら専門学校に通わなくてもエステティシャンとして働くこともおすすめできます。
エステサロンでは未経験者を歓迎しているところがあるのでそういったところを選びましょう。
あん摩マッサージ指圧師としてすでに経験があるのでしたら頑張り次第で即戦力になることも可能です。
その場合は研修が充実しているかどうかがとても重要です。
仕事を通じてや仕事以外でも勉強をする必要はありますが、専門学校よりもより業務に必要な実践的な勉強をすることができます。
注意すべきなのがサロンで働きながらでも資格は取得しておいたほうがいいということです。
資格を取得しておくことで、そのサロンの後に転職を考えてときや、独立開業を考えるときに役に立ちます。
あん摩マッサージ指圧師の転職先としてエステティシャンはおすすめ
国家資格のあるあん摩マッサージ指圧師はエステティシャンとしても働くことができます。
あん摩マッサージ指圧師から転職する場合、免許などは特に必要ありませんが、信用や今後のことを考えて資格を取得しておくようにしましょう。
資格は専門学校に通うことでも取得できますし、サロンで働きながらでも取得することができます。
自分に合ったやり方で取得するようにしましょう。