柔道整復師の転職先として人気のアスレティックトレーナーとは? 2017.07.18
柔道整復師の転職先としてアスレティックトレーナー(AT)は非常に人気です。
今回はアスレティックとはどんな仕事をするのか、柔道整復師との繋がりについて開設していきます。
柔道整復師からアスレティックトレーナーになる人が多い!
柔道整復師は身体の仕組みや捻挫や打撲などの応急処置のスペシャリストです。
そのためアスレティックトレーナー(AT)のようなアスリートをサポートする仕事に非常に向いているといえます。
柔道整復師からスポーツ関係の仕事に就く人は多く、スポーツ関係の仕事に就くために柔道整復師の資格を取得する人もいます。
スポーツ関係の知識にした勉強ができる学校もあり、将来的にスポーツに携わる仕事をしたいと考えている人に人気です。
アスレティックトレーナーはどんな仕事?
アスレティックトレーナーはスポーツトレーナーの1つです。
スポーツトレーナーはアスリートのコンディションの調整やサポートなどを全般的に行う仕事ですが、その中でもATは主にスポーツをする人の身体の状態を回復、改善を担当します。
昨今スポーツは科学であるという考え方が強くなってきており、選手のメディカル面を細かくサポートできるATがさまざまな場面で必要となってきています。
柔道整復師からのキャリアアップ先としても人気があり、数多くの柔道整復師がアスレティックトレーナーとして働いています。
民間資格がある
柔道整復師からアスレティックトレーナーになるためには日本体育協会が認定する資格を取得する必要があります。
AT資格がなければスポーツ関係の仕事に就くことができないというわけではなく、たしかな実力があってそれが認められればプロの実業団とも契約ができます。
しかし、明確な資格があったほうが信頼性は上がります。
資格試験の合格率は比較的高く、豊富な知識を持っていなければ合格は難しいです。
もし確実にATの資格を取得したいと考えているのでしたら、ATの受験資格が得られる柔道整復師の学校に通ったほうがいいでしょう。
学校に通ったからといってすべての試験をカバーしてくれるわけではないので、大変なことは間違いないですが、それでもアスレティックトレーナーになれる可能性は上がります。
実業団などでプロ選手のサポート
アスレティックトレーナーの主な仕事は、選手のメディカル的なサポートです。
どこか1つのチームに専属で働いていることは少なく、いくつかのチームを担当していたり、大会の際にチームに同行したりということが多いです。
競技の種類も豊富で、サッカーや陸上競技バスケットボールなどさまざまです。
スポーツトレーナーをチームに派遣する派遣会社もあるので、そういった会社に登録して必要な時に働くという人も多いです。
アスレティックトレーナーの活躍の幅は広い
アスレティックトレーナーはアスリートのサポートだけに留まることなく、さまざまな場所で活躍しています。
フィットネスクラブやスポーツジムでも活躍している
アスレティックトレーナーはなにもプロ選手とばかり契約しているわけではありません。
最近になり健康のためにジムに通う人や、ダイエットするためにフィットネスクラブに通う女性が増えてきています。
そのためそうした施設でも運動をしている人をサポートしてくれるATが必要となってきています。
ジムによって方向性や年齢層も大きく異なりますが、基本的にATはお客さん1人1人に合ったスポーツメニューを考案することもあります。
また、施設自体の運営や管理などにも携わるなど幅広い業務をする場合もあります。
資格を複数持っている人が多い
アスレティックトレーナーはなにかの資格がなければなることができないというわけではありません。
ただ、仕事内容が非常に専門的であるため柔道整復師などの国家資格を持っており、専門知識に精通した人でなければなることは難しいでしょう。
柔道整復師でしたら、あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師といった共通する治療家関係の資格を持っている人が多いです。
トレーナーを雇う側からしても、怪我の治療をする柔道整復師とマッサージをするあん摩マッサージ指圧師2人を雇うよりも、どちらもできる人を雇ったほうが確実です。
また、さまざまな資格を持っているほうが選手のトラブルなどに幅広く対処することができ、より一歩進んだサポートをすることができます。
柔道整復師からアスレティックトレーナーになろう!
柔道整復師は身体の仕組みを理解したスペシャリストですので、スポーツトレーナーのようなスポーツの際の外傷やサポートをする仕事に非常に向いています。
特にアスレティックトレーナーのようなメディカル面でのサポートを専門的にする仕事は、将来的にスポーツに関わる仕事を柔道整復師からの人気も高いです。
AT資格は民間資格ですので持っていなくてもアスリートと契約を結ぶことはできますが、資格を持っているほうが知識や技術の面でも信頼が置けます。
ATになる人はだいたい柔道整復師の資格以外にもあん摩マッサージ指圧師や鍼灸師の資格を持っていることが多いので、将来的にアスレティックトレーナーになりたい人は柔道整復師以外の資格の勉強をしておいたほうがいいでしょう。
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