女性あん摩マッサージ指圧師はどういった活躍ができる？

2017.07.24

あん摩マッサージ指圧師は女性からの人気が高い仕事です。

それではどういった仕事なのかということと、なぜ人気なのかを解説していきます。

あん摩マッサージ指圧師は国家資格が必要な仕事

あん摩マッサージ指圧師は押す、叩く、揉むといった手わざを通じて身体のコリや血流などを改善する仕事です。

国家資格がなければなることができない専門職で、なるためには文部科学省が認定する4年制大学か厚生労働省が認定する専門学校に通う必要があります。

中にはあん摩マッサージ指圧師資格以外に鍼師や灸師、柔道整復師などの資格を持っている人もいます。

開業権を持っているので将来的に独立開業して自身のお店を持つことも可能です。

男性が多い印象を受ける治療家業界ですが、たくさんの女性が活躍している仕事でもあります。

女性ならではの繊細さが活かせる

あん摩マッサージ指圧師は女性ならではの繊細さを活かせる仕事です。

マッサージというと強い力が必要だと思われがちですがそうではありません。

女性ならではの繊細さで的確にツボを抑えることで、身体の不調の原因に直接働きかけることができます。

男性は力を活かした施術が得意ですが、女性はそこまで力を出すことができないので、その分技術の勉強をきちんとするということもあり、男性よりも技術力が高いとも言われています。

結婚や出産を挟んでも仕事ができる

あん摩マッサージ指圧師は結婚や出産を挟んでも仕事をすることができます。

国家資格があるので、ある程度の経験があれば自分のタイミングで仕事に復帰することが可能です。

最近では家事や育児をしながらでも働けるような福利厚生や福利厚生を整えているところもあり、女性が働きやすい環境ができつつあります。

また、中には結婚や出産を機に独立開業をし、自分のペースで仕事をしている人も大勢います。

最近は治療院などが乱立していて競争率が上がっていますが、固定客を得ることができれば成功することはできます。

あん摩マッサージ指圧師は一般的に整骨院や治療院で働くことがほとんどですが、それ以外の場所でも活躍することが可能です。

美容関係やリラクゼーションで活躍している人も多い

女性あん摩マッサージ指圧師が働く場所として人気なのが美容やリラクゼーションの仕事です。

最近美容やリラクゼーションにお金を使うことが一般的になってきているので、業界的にも盛り上がっています。

女性が主流の業界ですので施術者も女性が一般的です。

そのため女性施術者の需要が上がってきており、今後もますます上がる見込みです。

今後あん摩マッサージ指圧師として生きていくのでしたら、あん摩マッサージ指圧師としてだけでなくプラスαでなにか身につけておいた方が安心できます。

そういう点でも美容やリラクゼーション系の仕事は非常に向いています。

病院や介護施設で働く人も

あん摩マッサージ指圧師は国家資格を持っているので病院の整形外科や介護施設で機能訓練指導員として働くことも可能です。

最近になって病院の求人は減る傾向にありますが、一方で介護施設の求人は増加傾向にあります。

介護業界は今後も需要が高まる業界ですし、機能訓練指導員は介護施設に必ず1人いなければならないことになっているので、今後ますます人手が必要になってきます。

介護業界においてはケアマネジャーや介護福祉士へのキャリアアップなども可能なので、将来性もあります。

自宅訪問タイプのマッサージサービスもある

最近になり、自宅訪問タイプのマッサージサービスが増えてきました。

これはあん摩マッサージ指圧師としての自宅訪問型マッサージサービスもありますし、介護業界におけるデイサービスなどもあります。

日本は今後高齢者が増えていくので、治療院まで行くことができない人が増えることが見込まれます。

そうした中でわざわざ治療院に行かなくてもあん摩マッサージ指圧師が来てくれる自宅訪問型のマッサージサービスの人気が非常にあります。

自宅訪問型サービスとなると女性あん摩マッサージ指圧師の方が好まれる傾向があります。

あん摩マッサージ指圧師は男性が主流の仕事など思われがちですが、女性ならではの繊細さを活かせる仕事でもあります。

特に最近になり美容業界が盛んになっていることから、女性施術者の需要が上がってきています。

また、美容業界以外でも介護業界でも働けるなど、たくさん選択肢がある仕事であると言えます。