柔道整復師の転職は年齢不問?おすすめ求人の探し方も解説! 2017.09.05
柔道整復師になるためには柔道整復師の養成学校に通う必要があります。
ただ、この資格の取得には年齢制限がないため、ある程度歳を取ってからでも柔道整復師になることは可能です。
ただ、そうは言っても働く場所があるのかどうかは気になるところです。
今回は柔道整復師の転職事情と年齢不問の求人の探し方を解説していきます。
柔道整復師はいくつになっても転職できる?
柔道整復師はいくつになってもなることができるので、養成学校には幅広い年齢の人がいます。
高校を卒業してから柔道整復師を目指す人もいますし、50代から脱サラして養成学校に入学する人もいます。
柔整師は独立開業することでいくつになっても働くことができるので、一生治療家として生きていくという気持ちがあればいくつからでも始めることができます。
転職の際に気を付けるべきことは?
柔道整復師を募集している求人には年齢不問や経験不問のところがたくさんあります。
基本的にやる気と、経験を積んでスキルアップしていきたいという気持ちがあれば大丈夫でしょう。
すでに経験を積んでおりいてスキルを身につけているのでしたら戦力として歓迎されるでしょう。
ただ、ある程度の年齢の人を受け入れるとなると、ちゃんと職場に馴染むことができるか、扱いづらくないかということを経営者はどうしても考えてしまいます。
あらかじめ職場に馴染む意思があるのかということを伝えて、面接の際に親しみやすい印象を持ってもらうことが大切です。
開業も視野に入れよう
柔道整復師はいくつになってもなることができますが、ある程度の年齢になったら開業するなどして独立することが一般的です。
そのため、雇われて働くのには限界があると考えたほうがいいでしょう。
あくまで経験を積み、勉強する場所であるという意識を持っておいたほうがいいです。
開業するとなると柔整術だけでなく、経営スキルも身につける必要があります。
若い人に負けない何かが必要
整骨院は現在養成学校が増えてきており、若い新人もどんどん増えてきています。
そういった若い人に負けないような何かを持っていなければなりません。
他業界であっても接客業や営業職などの人と接する仕事をしてきた人は、比較的柔道整復師になっても患者さんから好かれて成功することが多いです。柔道整復師には技術だけでなく患者さんとコミュニケーションと取ること、信頼関係を結ぶことが重要になってくるので、前職でそういったことをしてきた人はそれを武器にしていきましょう。
柔道整復師の年齢不問求人を選ぶポイントは?
年齢不問の柔道整復師求人を選ぶ際に気を付けたほうがいいポイントが3つあります。
ポイントを抑えて転職活動を進めていきましょう。
ポイント1 研修が充実している
まず求人を見るポイントとして研修制度が充実しているかということが大切です。
整骨院の中には実務を通じて仕事を教えてくれるところが多いです。
そちらのほうが効率的に思われがちですがそうでもありません。
きちんと研修制度が充実しており、人を育てるという意識が芽生えている職場のほうが働きやすく、学ぶものも大きいです。
中には勉強会などを積極的に行っているような職場もあるので、そういった環境に身を置いてみるのもいいでしょう。
ポイント2 院長候補を募集している
年齢不問の柔道整復師求人の中には院長候補など管理柔道整復師を募集しているところもあります。
また、初めから院長候補を募集するところもあれば、整骨院の中には院内でキャリアアップ制度を設けているところもあります。
アルバイトから正社員、正社員から院長候補と出世できるようになっているので、安心感はあります。
最近は分院を複数運営するような整骨院が増えてきているので、分院の院長というポジションを狙っていいでしょう。
最近は独立しても地域によっては競争率が高くて開業が失敗に終わることもあります。
分院などの院長を狙ったほうがリスクは減らすことができます。
ポイント3 整骨院で働こう
まだ柔道整復師としての経験がなく、養成学校を卒業したばかりなら整骨院で働くことをおすすめします。
整骨院は柔道整復師として働く上での基本的なことを学ぶことができますし、今後独立するなら学ぶことも大きいはずです。
最近はデイサービスなど機能訓練指導員の募集も増えてきていますが、まずは整骨院などで柔道整復師としての基本的なことを学んでからのほうがいいでしょう。
整骨院ならたくさん求人があるので自分に合う職場が見つかるはずです。
柔道整復師は年齢不問でも大丈夫!
柔道整復師になるために特別な年齢制限がないのでいくつになっても働くことができます。
ただ、ある程度の年齢になったら開業することが一般的ですので、初めての職場でできる限りの経験を積み、早めに開業などの道を選んだほうがいいでしょう。
年齢に囚われることなく素直に吸収をすることが成功への近道です。
また、今回紹介した3つのポイントは、年齢不問の求人を探す際にぜひとも抑えておきたいポイントです。
転職をして後悔をしないよう、しっかり求人探しをしましょう。