柔道整復師ってどんな仕事?口コミからみる柔道整復師という仕事 2017.09.25
柔道整復師は整骨院や病院の整形外科で働くことができる国家資格が必要な専門職です。
専門学校に3年、もしくは大学に4年在籍することで受験資格が与えられ、試験に合格することで資格を取得することができます。
そんな柔道整復師に興味はあるけど、実際のところどんな感じなのかがわからないという人は多いですよね。
今回は実際に柔道整復師として働いている人の口コミをもとに、柔道整復師という仕事について詳しく見ていきます。
24歳男性柔道整復師の口コミ「怪我を治すことにやりがいを感じる」
学生の頃にサッカーをやっていて、一時期怪我でとても悩まされました。
そんな時に整骨院の先生にとてもお世話になったので、柔道整復師に興味を持ちました。
まだまだ技術的には足りないことは多いですが、毎日整骨院で勉強しています。
柔道整復師として働いてい1番やりがいを感じるのはやはり施術をした患者さんに「ありがとう」と言われることです。
患者さんと一対一で向き合って一緒に怪我を治していくので、自然と患者さんと仲良くなります。
きちんと人と向き合って、自分の力で怪我を治しているという感覚があるので、達成感もとてもあります。
柔道整復師のやりがいは「人の役に立つこと」
柔道整復師は基本的に自分で患者さんとコミュニケーションを取って、施術を行います。
そのため、自然と患者さんとコミュニケーションを取る機会が増えます。
患者さんと痛みを和らげることができればそれは柔道整復師であるあなたの力ですし、とてもやりがいのある仕事だと言えるでしょう。
もちろん、整骨院によっては高齢者の雑談相手しかできず、やりがいを感じづらい環境もあります。
しかし、自信の力で患者さんの診断をして、怪我を治療できる柔道整復師だからこどできる仕事があります。
27歳男性柔道整復師の口コミ「給料が安いので生活が厳しい」
人の役に立つ仕事がしたいと思って柔道整復師になりました。
若いころは本当に治せる柔道整復師にないたいという気持ちの一心で技術を磨きました。
もっと治せる治療家になりたいと思い、はり師ときゅう師の資格も取得し、鍼灸の施術もできるようにしました。
そうすることでだいぶリピーターさんを獲得することができて、仕事のやりがいはあります。
ただ、1つ気になるのが年収です。
これまで専門学校を卒業して長いこと柔道整復師として働いてきましたが、なかなか給料は上がりません。
はり師ときゅう師の資格を取得したときは給料が上がりました。
しかし、顧客を確保できた今でもなかなか満足のいく給料は貰えていません。
もうそろそろ彼女と結婚したいと考えているのですが、なかなか踏み込めないのが現状です。
柔道整復師は開業しなきゃだめ?
柔道整復師は就業年数による給料の伸び率が低い傾向があります。
スキルや能力によって能力給などを貰うこともできますが、必ずしももらえるわけではありません。
柔道整復師が収入をアップさせるには転職が1番簡単です。
整骨院は陰によってまったく給料が違うので、高い給料を払ってくれる整骨院に転職する必要があります。
しかし、そういった高い給料を払ってくれる整骨院はその分技術を求められるので、まずは技術を磨くことから始めましょう。
鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師などの他の治療家の資格を持っておくと転職の際に有利になりますよ。
1番いいのは開業すること
柔道整復師として年収を大幅に上げるには独立して自分の整骨院を開業する必要があります。
自らが経営者になってしまえば、売上はすべて自分で管理することができます。
整骨院が成功すれば、年収700万円ほどは狙えます。
ただ、現在整骨院は乱立状態にあり、都市圏では顧客獲得の競争率が上がっています。
高齢者が増加しているのでその分顧客の増加は見込めますが、開業すれば成功するとは言えません。
確かな実力と経営スキルを身につける必要があります。
最近は経営スキルを身につけるために、分院の院長職を経験してから開業する人も増えています。
22歳女性柔道整復師の口コミ「社会保障がないので生活は厳しい」
柔道整復師として働いてまだ間もないですが、なかなか生活は厳しいです。
給料面はなんとかなるのですが、社会保障がまったくありません。
友達が就職した整骨院はわりかし保証とかも充実しているらしいですが、私のところはだめでした。
先輩に聞いたところによると、結構こういう整骨院は多いとのこと。
大手整骨院とか、人気の整骨院に転職するしかなさそうです。
まだ働き始めたばかりなので転職は考えていませんが、技術がついたら転職しようと思います。
社会保障や雇用条件は整骨院ごとにまったく違う
整骨院は福利厚生なども院によって全く異なります。
特にお金がない個人経営のところは待遇面でも整備されていることは少なく、各種保険がない場合もあります。
そのため、柔道整復師として働き始めたばかりのころはチェーン展開して分院を抱えているような整骨院に就職するのが得策です。
いくら修行といってもお金や保証がついていなければ生活は厳しくなります。
きちんと就職先は考えて選ぶ必要があります。
柔道整復師はいい職場を見つけることが必要不可欠
柔道整復師として働いている人の口コミを見てみると、柔道整復師は患者さんの痛みを和らげて、怪我を治すとてもやりがいのある仕事であることがわかります。
しかし、職場によっては給料が低く、福利厚生も望めない場合があります。
柔道整復師として働くのでしたら、職場がどんなところなのかということを理解してから就職するようにしましょう。
柔道整復師など治療家に特化した求人サイトがあるので、利用してみるといいですよ。
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