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スポーツ整体ってなに?アスリートを支える仕事をしよう!

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スポーツトレーナーの若い女性

皆さん、整体師はスポーツに関わることもできるということを知っていましたか?

整体師が行うスポーツ整体という言葉は徐々に広がってきてはいるものの、おそらくほとんどの人は聞いたことがない言葉でしょう。

スポーツ整体はアスリートに行う整体の1種です。

最近のニュースでは2017年の1月くらいに中日ドラゴンズの福谷浩司選手が「4スタンス理論」を提唱する広戸聡一さんという整体師の道場にて、スポーツ整体について学び好感触を得たと言っていたのが話題になっていました。

日本全体に徐々に広まっていっている整体の一種、今回はそもそもスポーツ整体とはなんだというところから、スポーツ整体を仕事にするにはどうしたら良いかというところまでしっかり書いていきたいと思います。

スポーツ整体ってナンだ?

さてみなさん、整体師の行うスポーツ整体ってそもそも何なんでしょうか。

字面からおそらく、スポーツに関係する整体なんだろうな、ということは理解していただけると思います。

スポーツ整体とはアスリートのコンディションを最適に保つ仕事

整体師の行うスポーツ整体とは端的に言えば、アスリートが毎日怪我なく、練習を行い、良い状態で試合に望めるようにするために行う整体のことです。

前述した中日ドラゴンズの福谷浩司選手は開幕から不振続きだったため、身体のコンディションを継続的に整えていくためにスポーツ整体を勉強しに行き、自身に合った整体方法などを習ったといいます。

このようにプロのアスリートなどが日々の微妙なコンディション調整のためなどに行うことをスポーツ整体と言います。

より具体的に言えば、骨格の歪みなどにより生じるパフォーマンスを下げてしまう慢性的な痛みや、自力で治すことの難しく悪影響のあるスポーツ上の癖などを整体師が整体によって解決することを目的としています。

2017.08.25
柔道整復師が働く場としては整骨院や整形外科が主になりますが、スポーツに携わる仕事にも関わることができます。アスリートの専属トレーナーになりたいという人も多いのではないでしょうか。今回はトレーナーなどスポーツに携わる仕事に就くためにはどうすればいいのかと、スポーツ関係の求人の傾向について解説していきます。

整体師のスポーツ整体と整体の違い

「ここまで読んできたけれど普通の整体との違いがよくわからない」と感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

骨格の歪みなどを矯正するということは確かに普通の整体でも一般的に行われています。

では整体師の行うスポーツ整体は具体的にどういうところが普通の整体と違うのでしょうか。

普通の整体との違い

まずアスリートは一般人とは少し違った筋肉を酷使することが多いです。例えば短距離の一流スプリンターや走り出しのスピードを重視するサッカー選手などは、太もも裏のハムストリングス筋という場所を強く鍛え、さらに試合や実践では酷使します。

これは一般人はあまり鍛えることのない筋肉ですので、一般の整体を施すだけでは施術が不十分になってしまう場合があります。

こういう場合にはスポーツ整体の知識を持った整体師の出番です。

運動学などにも深い知識を持った整体師が施術をすると同時に、筋肉を傷めないようにするための姿勢や、動き方などをアドバイスすることもできます。

つまり整体師の行うスポーツ整体とはアスリートのために極めて専門化されているという点で一般的な整体とは違っています。

スポーツ整体を仕事にするには?

さてアスリートに寄り添ったスポーツ整体について理解できてきたところで「じゃあ具体的にアスリートに寄り添った仕事をする整体師になるにはどうしたら良いの?」という疑問について答えていきます。

ここで念のため一般的な整体師のなり方を先に説明しておきたいと思います。

整体師の国家資格というものは日本にはありません。

そのため民間の団体や企業が作った民間資格のみとなります。

一般的には整体師になるには民間のセミナー(短期のものから数年かかるものまで)を受講してから、雇用されるなり整体師として開業するなりします。

極端な例を言えば、国家資格はないため、1日セミナーを受けただけでも整体師を名乗ることはできます。

スポーツ整体になるためにはどうすればいいの?

現状ではスポーツ整体師の資格というものは存在しません。

そのため現実的な道としては、以下の方法があります。

  • 整体師の勉強をした上で自分でスポーツについて学ぶ
  • スポーツトレーナーになり実践しながら学ぶ
  • スポーツ整体師になるための講習に通う

独学でスポーツを自らの行いながら勉強するというのも1つの手ですが、現実的には検体が自分しかないため難しいでしょう。

トレーナーとスポーツ整体師の仕事は似通っている部分が多くあります。

そのためトレーナーをしていればアスリートを相手にした整体師のやるべきことを勉強することができます。同時に収入を得ることもできます。

講習に通うというのも取れる手段の1つです。ある程度の初期費用はかかりますが、行く講習さえ間違えなければしっかりとした知識が現役のスポーツ整体師から学べるでしょう。

整体師のスポーツとの関わり方

スポーツ整体とは何かという話から、アスリートに寄り添った施術をする整体師になる方法まで解説してきましたが、少し具体的に想像ができるようになったでしょうか。

整体師にはこのようにスポーツに関わりながら生計を立てる生き方もあります。

スポーツが大好きだが、自らがアスリートとして生きていくのではなく、アスリートを支える仕事がしたいという方はスポーツ整体師を目指してみてはいかがでしょうか。

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