柔道整復師は女性でも活躍できる仕事!どんなことができる? 2017.09.28
整骨院の先生というと男性のイメージがありますが、実は女性の柔道整復師も多いです。
特に最近は女性が働きやすいような環境の整骨院などもできており、女性が輝く場所は広がりつつあります。
今回は女性が柔道整復師として働くことについて詳しく説明していきます。
女性柔道整復師だからこそできること
女性が柔道整復師として働くことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
女性客を確保できる
女性の中には、男性に施術されることに抵抗がある人もいます。
実際問題整骨院でのセクハラ問題は潜在的に存在し、柔道整復師の価値を下げる可能性もあります。
整骨院に女性柔道整復師がいて女性患者を対応すれば、セクハラ問題はほとんどといっていいほどなくなります。
そのため、女性柔道整復師を積極的に雇おうとする整骨院は多く、転職先に困ることはあまりないでしょう。
指名制のある整骨院であったら女性からの指名を貰えることは間違いないし、顧客を確保できないということに悩まされることもあまりありません。
女性ならではの施術ができる
柔道整復師として、女性だからこそできる施術もあります。
マタニティ柔整といって、出産前後の骨盤の歪みを矯正するものや、美容柔整というO脚や小顔など女性の美容をサポートする施術が人気になっています。
女性には女性にしかわからない悩みがあり、そういった悩みを解決してくれるのが女性柔道整復師です。
こういった施術は男性には頼みづらいものですので、女性だからこそできる仕事だと言えるでしょう。
また、女性柔道整復師が独立して整骨院を開業した場合、通常の施術に加えて自由診療でエステなどがしやすく、成功しやすいのも特徴的です。実は女性のほうが上達スピードは早い?
男性と女性の柔道整復師を比べてみると、女性のほうが早く上手くなる傾向があります。
男の柔道整復師の場合は、ある程度力に頼って施術をすればある程度のことはできてしまいます。
しかし、女性の場合は力がない分、少ない力で最大の効果を生み出さなければなりません。
女性ならではの繊細さもあるのですが、そういったことから女性のほうがより身体の仕組みを理解でき、上達スピードが早い傾向があります。
女性柔道整復師として働くときに苦労すること
必ずしも女性だからというわけではありませんが、女性柔道整復師が感じやすい苦労というものもあります。
体力的に厳しい
柔道整復師として働くとなると、自然と拘束時間が長くなります。
整骨院の診察時間はだいたい20時頃までであることが多く、夜遅くまで働くこともあるでしょう。
施術では力いっぱい施術しなければならないことがあるので、指なども痛くなってきます。
特に男性の患者さんだとちょっと痛いくらいに押して欲しいという要望をされることもあるので、女性の力では力が足らないなんて思われることもあります。
同僚が男性ばかりで働きづらい
柔道整復師は男性の割合のほうが圧倒的に多いため、整骨院で女性が自分だけなんてことも多いです。
もともとの人間関係自体がよければそこまで問題ではないのですが、人によっては職場に別の女性がいないことにストレスを感じてしまうこともあります。
あまり自信がないという人は、女性の柔道整復師がすでに働いている整骨院で働きましょう。
もしくは整体師やあん摩マッサージ指圧師なら女性の割合も高いので、治療院などで働くといいでしょう。
女性が柔道整復師として働くメリット
最近は整骨院でも女性が働きやすい環境を意識したところが増えてきています。
家事や育児をしながらでも働けるようにシフト制を導入しているところや、産休を導入するところも出てきています。
柔道整復師は年齢関係なく働き続ける仕事で、確かな実力があればそこまでブランクはあまり関係ありません。
なので例えば出産や育児をして、パート感覚でまた仕事を始めるなんてことも簡単です。
実力によってはスーパーで働くよりも時給がいい場合もあるので、限られた時間で効率よく稼ぐことができます。
パートとして働けばシフト制で働きたい時間に働くことができるので、生活とのバランスも取りやすいでしょう。
自宅でお金を稼ぐこともできる?
整骨院の開業には特定の条件があるものの、一軒家でしたら自宅で開業することもできます。
初期投資もベッドなどそこまでかかりませんし、自宅なのでリスクも抑えることができます。
従業員を雇わなければ稼ぎはすべて自分のものにできるので、子供を送ってから自宅を整骨院にするなんてこともできちゃいます。
柔道整復師は女性が活躍できる仕事
柔道整復師は男性の仕事というイメージがありますが、現在女性が積極的に活躍しています。
柔道整復師として働くと、女性だからこそ苦労することもあります。
しかし、その分女性だからこそできることだってあります。
最近は女性が働きやすい職場も増えてきているので、今後女性柔道整復師はもっと活躍できるようになるのではないでしょうか。