柔道整復師の就職先はどんなところ?どうやって探せばいいの? 2017.09.25
柔道整復師は国家資格が必要な専門職です。
資格試験を受験するには専門学校に3年、大学に4年通って勉強する必要があります。
今回は柔道整復師の資格を取った後、就職について詳しく説明していきます。
主な就職先、どうやって探せばいいのかなど見ていきましょう。
柔道整復師の主な就職先は?
柔道整復師の就職先は主に整骨院、整形外科、デイサービスがあります。
柔道整復師の活躍する場としてスポーツトレーナーなどもありますが、主な就職先はこの3つです。
もっとも多いのは整骨院
柔道整復師の就職先としてもっとも多いのは整骨院です。
柔道整復師といえば整骨院という感じで、ほとんどの人が整骨院に就職します。
整骨院では柔道整復師として働く上で必要なことを学ぶことができます。
今現在独立して開業している人の多くも、初めは整骨院で働いていました。
最近は社員研修が充実しており、未経験を積極的に募集している整骨院も多いです。
以前より拘束時間や休日、社会保障などに配慮した働きやすい整骨院も増えてきています。
また、将来的な独立や開業をサポートしてくれるようなところもあるので、どんな整骨院で働くのかがとても重要になってきます。
最近は整骨院も増えてきており、仕事探しに困ることはないでしょう。
病院の整形外科という選択肢もある
柔道整復師は病院の整形外科やリハビリ科でリハビリ業務をすることができます。
主に理学療法士などと一緒に働くことが多く、サポート業務が主になります。
整形外科では医師の診断のもとに業務を行うことになり、整骨院のように自ら診断することはありません。
整骨院ではレントゲンについての基本的な知識やギプスの固定方法などを学ぶことができます。
また、整骨院と較べてもさまざまな症状の患者さんが来院するので、柔道整復師として学ぶことも多いです。
ただ、中には柔道整復師を雑用係として扱うような病院もあるので、事前の確認が必要です。
中にはデイサービスで働く人も
柔道整復師の中には機能訓練指導員として介護の現場で働く人もいます。
特に比較的要介護度が低いデイサービスで働く人が多く、高齢者のリハビリや機能訓練を行います。
整骨院と比べると拘束時間が短く社会保障がきちんとしているところが多いです。
しかし、機能訓練と柔整術はまったく異なるものなので、デイサービスで働いてから整骨院に転職するのは少々ハードルが上がります。
そのため、そのまま機能訓練指導員としての経験を積み、介護業界でキャリアアップする人もいます。
柔道整復師が就職を探す方法は?
柔道整復師の就職先をを探す方法は主に3つあります。
それぞれの特徴を活かしてよりよい就職先を探しましょう。
学校の紹介
専門学校によっては資格取得後のキャリアサポートを行っているところがあります。
キャリアサポートでは学校と繋がりのある整骨院や病院を紹介してくれます。
学校の紹介していることもあり、優良求人が多いのは確かです。
しかし、必ずしもそれが自分に合った職場かどうかということはわからないので、きちんと考えて就職先を選ぶといいでしょう。
もし特にこだわりなどがなく、できるだけ楽に就職活動を終わらせてしまいたいという人は、そのまま就職してしまってもいいでしょう。
治療家に特化した転職サイト
柔道整復師の就職先を探すのでしたら治療家に特化した転職サイトもおすすめです。
柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師など治療家の求人を豊富に取り扱っているので、自分の希望通りの就職先を見つけることができるでしょう。
自分で就職先を見つけるのが不安な人は、コンサルタントによるサポートなどが受けられる転職サイトを選ぶといいでしょう。
あなたの希望に沿った求人を紹介してくれて、履歴書や面接などのサポートなどもしてくれるので安心です。
具体的な業務内容や行っている施術内容、職場の雰囲気をしってから応募することができるので、転職後の満足度も高く、おすすめの求人の探し方です。
ハローワーク
柔道整復師の求人はハローワークでも探すことができます。
ハローワーク地元就職に強いと言われているので、特定のエリアの仕事探しにはとても向いています。
ただ、求人によっては嘘の掲載情報を載せいていることも考えられるので、相談員ときちんと話し合い、確認をする必要があります。
また、どちらかといえば地域に密着した個人経営の整骨院が多いので未経験から就職するのは少々レベルが高いかもしれません。
柔道整復師の就職先は幅広い!
特に整骨院は、柔道整復師としての基本的なスキルを身につけることができるのでおすすめです。
就職先を探す際は学校の紹介や治療家に特化した転職サイト、ハローワークがおすすめです。
とくに治療家に特化した転職サイトは幅広い情報を効率的に集めることができるので、登録して損はありません。
卒業後どんな仕事をしていこうか迷っている人は、ぜひ登録してみてくださいね。